ベルが鳴れば御着席

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2024年 観劇舞台まとめ

今年も観劇まとめが何とかまとまりましたぞ〜〜! 舞台関係のイベントやコンサートも含めてます。昨年に同じく星印は配信です。

映画まとめはコチラ

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1月

ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学vs立海

……3rdまでの演出のテニミュの中では、関東立海が一番思い入れがあって、多分テニスの王子様のエピソードの中でも一番好き。私の4thに対するスタンスは「良いとこもあれば微妙なところもある」だったんですが、立海まで見て刺さらなかったらテニミュを追うのは辞めようとは決めていたので、刺さらなかったなあが正直なところです。根本的に今のテニミュは、4thが「俺たちはテニスの王子様」新が「あいつこそがテニスの王子様」でやっているのがどうも解釈違い。あとはシンプルに、4th立海は詰め込み過ぎでした。

2月

ミュージカル「イザボー」

……パッションは好き、本と演出がいまひとつ。というわけで、真剣に「イザボー反省会」を行いたいとは思っていたものの未だ進まず。

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ミュージカル「伝説のリトルバスケットボール団」

……2024年の個人的観劇MVP。ストレートに分かりやすい、爽やかで明るい癒し系ではあるけど、ちゃんと爪痕を残す作劇、実力派若手の底力あり、文句の付け所がありませんでした。

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☆HiGH & LOW THE 戦国

……これが無ければ、もう一度宝塚歌劇を見てみるかとならなかったので感謝しています。劇団には正直もうこの一年でガッカリしていますが、瀬央さんと水美さんの行く末だけは見守りたい。

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3月

インヘリタンス-継承-

……驚異の前後編6時間半演劇。貴重な体験をしたし、題材と内容で勉強にもなりました。

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☆二人芝居「追想曲【カノン】」

……今年見た中ではトップクラスで好き。観劇ではなく配信だったけど、両タイプとも見てよかったし、最近は少人数ものが熱いと再確認した。

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ミュージカル「SMOKE」

 (超:石井一彰 海:LEI‘OH 紅:入江加奈子)

……流石に一回じゃ理解できなかったからまた見たいと思う作品。昨年の『ダーウィン・ヤング』ではあまり聞けなかった、石井さんのお歌が沢山聞けて、しかも至近距離で堪能出来て良かった。

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4月

星組公演『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Bheem~』『VIOLETOPIA』

……宝塚とRRRの親和性と演出家の力量を実感。トピアも衝撃的で贅沢な二本立てでした。

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☆「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage -New Encounter-」

……期待していた三井さんの乱数が最高だったり、中西さんの空却が葉山さんの声帯すぎてびっくりしたり、ハマが怖すぎたり(賛辞)、サカの安定さに安心したり、新生版もいいねと配信で確認をしました。

ミュージカル「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド

 (ジョナサン:松下優也 ツェペリ:東山義久

……東宝のスケジュール調整の甘さと情報発表の適当さに怒り狂った初日遅れ騒動は、今後も語り継いでいく所存。絶対に許されないですよほんと。作品自体は素晴らしかったので残念極まりないですね。……まあただ、やっぱり原作ファン向けの作品だったかなあという印象。後半の展開がいまいちわからなかった、原作ミリしらの私。

望海風斗ドラマティックコンサートツアー『Hello,』

……『ドン・ジュアン』回で泣いて喜んだ。一回しか見なかった『ワンス~』の歌がちゃんと覚えていた。プレお披露目以来、東海市芸術劇場を、縁ある劇場としてくれる望海風斗さんが好きです。

5月

雪組公演『仮面のロマネスク』『Gato Bonito!!〜ガート・ボニート、美しい猫のような男〜』

……ガートボニートって名作ショーではと再確認した全ツ。朝美絢さん、トップ就任おめでとうございます。

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月組公演『Eternal voice 消え残る想い』『Grande TAKARAZUKA 110!』

……月城かなとさん海乃美月さんのサヨナラ公演を観劇できてよかった、彼女らの持ち味を活かした当て書きの公演でよかったという、今思えばそれだけです。

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☆ワーキング・ステージ「ビジネスライクプレイ3」

……いくらなんでも面白過ぎました。数字男子が一生忘れられません。

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デカローグ5・6[プログラムC]

……今年この公演を観劇した印象が強い。シンプルに面白く、見ごたえも考えごたえのある作品でした。東京は、こういった作品が気軽に見られる環境があってうらやましい限りです。

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舞台「サイボーグ009

……見慣れた植木豪軍団&星組第3の別箱と言われた舞台009。Rトピアで退団を見届けたばかりの天華えまさんの声の出演で喜び、音波みのりさんの昭和ヒロインのマッチさに感動し、BFS以降どうしても現地で見たかった神谷亮太さんのパフォーマンスが見れたり、昨今の若手俳優の中では、群を抜いて芝居が好きな滝澤涼さんは素晴らしいなと思ったりと、奇跡的に現地ができてよかった思い出。

6月

ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン Dream Live 2024 ~Memorial Match~

……気持ちよくテニミュからは足を洗いたかったのでドリライを最後の地としました。ドリライ2020の亡霊でもあったので、久々にドリライが見れてよかったです。4th不動峰を筆頭に初期校が好きなので。

刈馬演劇設計社「クラッシュ・ワルツ」

……千種文化小劇場に行きたかっただけで、大昔に観劇したことがある演出家の作品を観劇。正直な感想は「田舎の小劇場だなあ」です。

舞台「鋼の錬金術師」―それぞれの戦場―

 (エド:一色洋平 マスタング:蒼木陣)

……原作はミリしらですが、前半の駆け足差が気になったものの、前作に引き続き楽しませてもらいました。念願の小野妃香里さんを現地で観劇することができました。本当に20年前からずっとカッコいいままですごい。あとは、本田さんと蒼木さんの共演はいつ見てもエモい。観劇した回がこの二人も参加したアフタートーク回だったのもあり、仲睦まじさを堪能しました。ハイライトは、本田さん蒼木さんともに、幼馴染ゆえの嫌いムーブが起こり、君沢さんの「なにその嫌いブランディング?」のツッコミを入れた光景です。

☆スエフェス2024

 (午後の部 梅津瑞樹)

……豪華仲間たちが末満さんのお誕生日を祝う会、そしてライト兄弟を題材にした末満さんオリジナル作品「BRIGHT」の朗読劇付きという、今年一番豪華なお誕生日会。「BRIGHT」は正味これでだいぶ満足してしまった感じがあるので、これをどう本公演にしていくのか。

7月

☆”品行方正”運命リバイバルディナーショー ~愛のシンクロードスイスイスラスラススス2024〜

……昨年の演劇ドラフトでダントツで好きだったんですけど、こちらでもめちゃくちゃすぎて、ほんと「めちゃくちゃだったな」以外の感想がない笑 ファーストテイク風の「愛のシンクロ」で馬鹿みたいに笑いましたね。

舞台「刀剣乱舞」心伝 つけたり奇譚の走馬灯

……今年の私の代名詞ですね、心伝くん。おかげで新選組ゆかりの地めぐりも、幕末勉強も、孫六展も楽しめました。3記事もブログ書いてるし笑

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花組公演『ドン・ジュアン

……複雑でした。新トップのプレお披露目のために刷新された演出だと思うと大正解、雪組公演で見慣れたヅカ版を求めていた身としては消化不良でした。前者のほうが大切なので、素直に褒めたいんですが……よくない期待が強すぎました。あとちょいちょい、その演出はナンセンスでは?もあったので、うーん、やはり複雑でしたね。

ジーザス・クライスト=スーパースター』[エルサレム・バージョン]

……元祖サイケデリックミュージカル。今年の劇団四季ポイント。

ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」Rule the Stage -Renegades of Female-

……ゲキツヨ女たちのバチイケライブをありがとうございました、最高に楽しかったです。私のヒプステメモリーも、気持ちの良いままここで終止符となりました。

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8月

☆三人芝居「6006(ロクゼロゼロロク)」

……食わず嫌いせず見て良かった~!と一番に思った配信です。

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THE CONVOY SHOW vol.43 『ONE DAY 〜Last Run! Run!! Run!!!〜』

……名古屋市公会堂に本田さんが来る!という動機だけで観劇した、初コンボイにしてラストコンボイ。とっても楽しかったです。今年は毎回欠かさなかった『CLUB SEVEN』の観劇を諦めたので、似たコンセプトのショーを見ることができて良かったです。

9月

☆LIVE STAGE「ぼっち・ざ・ろっく!」2024 PART II 秀華祭

……昨今のライブ系2.5次元舞台のトップクラスです。ギターヒーローは実在します。

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一番星 THE FIRST STAR 結成LIVE

……結成ライブは現地参加! 初のうちわカルチャー、席にも恵まれ最高に楽しいライブでした。あの演劇ドラフトからここまで発展するとは笑 小芝居の部分も充実していて大変充実していました。個人的な印象、荒牧さんと松井さんはアイドルを演じてる役者、福澤さんはアーティスト、木津さんと高橋さんは自前でアイドルの華やかさあり、といった感じで出身の個性を感じました。見に行った回では、初っ端からハニー役の木津さんが「ホニー」と自己紹介で噛み、以降、ほゆ役の松井さんとセットで「ホニー」コンビになったのが可愛かったです。

DisGOONie Presents Vol.14 reading mindfulness「chill moratorium」

 (佐藤永典/鈴木勝吾/西田大輔/田中良子

……今年の目標、「西田大輔演劇を観劇する」が見事達成できました。本当に行けて良かったし、見れてよかったです。

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10月

舞台「マリオネットホテル」

……年末年始の繭期強化期間の甲斐あり、チケ難を越え観劇。非常に満足度の高い観劇でした。

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☆舞台『ハンドレッドノート〜暗闇に消えた月〜』

 (早乙女友貴 ゲスト回)

……正味、本編は合わないなあという感じで、ほぼ流し見でしたが、早乙女友貴さんの日替わり出演場面のみしっかり見ました。新感線で鍛えられたであろうパッションを感じる友貴さん、面白かったですね。あとは当て書きっていいなあと、福澤さんのキャラクターを見て思いました。

リーディングシアター 『GOTT 神』

……後述の『呪いの子』とはしごで、どうしても『ダーウィン・ヤング』俳優を追いたく観劇したコチラ。劇というより討論会。ある意味では、朗読劇である意味があったとも思いました。投票システムも毎公演結果が違うのも、この公演の意義だなと思いました。あまりこの内容で役者の話をするのもいかがかとは思いますが、座った位置がちょうど首をひねることなく、石井さん三浦さんがセットで真正面だったので、良い位置だ……と満足もしました。

舞台『ハリーポッターと呪いの子』

 (平方元基/豊田エリー/矢崎広/内田朝陽/白羽ゆり/渡邉蒼/西野遼/鈴木結里/榊原郁恵)

……『GOTT 神』とのはしご、多摩から赤坂という旅程は成功するも、まさかのアクシデントバッティング回。

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☆一番星 THE FIRST STAR 解散LIVE

……解散は配信で。新衣装と新曲までやる気概を見せるこの企画に仰天。面白過ぎる。この企画の好きなところは、おそらく演出の川尻さんの中では、5人のキャラ付けに確固たる個性があるところですね。

ライブストリーミング演劇『エスケープフロムライブラリー』

……石川県立図書館からのノンストップ映像演劇。謎解き要素もあって、めっちゃくちゃ面白かったですね。しかも出演陣が、今年観劇鑑賞した作品に出ていた人ばかりで、私の今年のハイライトって感じでした。石川県立図書館、とても内装がきれいな図書館だったので、機会があれば行ってみたいです。

☆『⻘春ミュージカルコメディ oddboys』英林館高校文化祭

 (日替わりキャスト 中川晃教

……ドラマ放送開始以来、一応追っていた『oddboys』のイベントの配信。梅津さんは演劇オタク、雷太さんはエンターテイナーという違いを実感したイベントでした。このお二人の化学反応があまりにも良すぎたので、また共演してほしいです。そして、キラタツこと中川のアッキーさんは、もう、ほんとうにフェアリーで、ガチフェアリームーブしちゃって若手が困る場面が多々ありましたが、お歌と存在で満足しました。キラタツと鴨志田のグッズがないのが解せませんが。来年のフランケンに期待ですか?

11月

☆あくたーず☆りーぐ さんにんのおうさまのおはなし

 (はずからし王国編 唐橋充/荒牧慶彦/梅津瑞樹)

……スエフェスでチラ見せのあった、待ってました唐橋&梅津劇場の実現。もうここだけで満足度が異様に高かったです。梅津さんの即興芝居の強さを見て大大大満足。おじさんになって、こういう企画ができる演劇大好き唐橋さん、本当に幸せそうだなあと思いました。また唐橋さんと梅津さんの共演を待っています。

☆ミュージカル「NO.6」

……文句無しに素晴らしかったですね。……と思うのは、私が10年以上前に漫画版を少し見た程度の原作ミリしらだったので、原作からの視点が無いのもあるんですが、舞台ミュージカルとしてはかなり満足度が高かったです。紫苑とネズミには、かつて同じ役を演じた俳優がキャスティングされ、2.5らしさを発揮し、周りの役や大物にはグランドミュージカルを主戦場にしている俳優を多く起用した甲斐あってか、「2.5で見たい、2.5らしさを失わない質の良いミュージカル」だったなと思いました。いやでも、それ以上にやはり原作パワーですかね。今の時代になって、痛いほど響くストーリーで、今舞台化した意義があったなと思いました。あとは、浅井さやかさんを崇めたくなった。最遊記歌劇伝で大好きだった、音楽で紡ぐ物語のエモさが贅沢なほど感じられました。

京都朗読博物館

……京都鉄道博物館での梅津さんの朗読会。チケットトラブルがあったイベントだったんですが笑 本編自体は最高でしたね、劇場やホールではなく、博物館の鉄道の展示の前での朗読会。作品のチョイスも、芥川龍之介の『蜜柑』、ブッツァーティの『急行列車』と『何かが起こった』の3選という鉄道作品チョイス。後半2作は特に梅津さんのおすすめとのことで、緊迫感アンド臨場感でよかったですね〜〜!

ミュージカル『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』

……田代平方ペア以外見れるか、愛せるか不安だったけど、それ以上にSOMLという作品が好きなんだと再確認できて良かった再再演でした。

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舞台『モンスター』

……翻訳舞台の限界なのか、文化の違いなのか……とにかく会話のキャッチボールが無さすぎて、ちょっとしんどかったけど、それぞれの人物が持つ、第三者視点から見た共感のし得なさに名前をつけたものが「モンスター」なのかなと。昨今のXのおすすめ欄でよく見かける内容だなと思って、今上演するに相応しい内容だとも思いつつも、舞台の着地点が個人的にはスッキリしなくて、それで良いのか?と思ってしまった。全員が諦めの立場に立たされた終わり方のように感じてしまった。

12月

舞台『ハリーポッターと呪いの子』

平方元基/木村花代/矢崎広/姜暢雄/白羽ゆり/渡邉蒼/久保和支/高山璃子/榊原郁恵)

……初見が舞台機構トラブルで最後まで見れなかったので、リベンジ観劇。キャスト陣はほぼほぼ初見と同じメンバー。スコーピウスが違ったので、アルスコは特にキャストの違いで作品の雰囲気も変えるんだなと思いました。初見の西野さんが、お兄さんっぽい雰囲気のある陽の中の影だったら、久保さんは影の中にある陽という感じがしました。 そしてこの日は、アルスコお見送りデーでもあったので、と〜ても可愛らしいお見送りをしてもらい幸福指数をあげて帰りました。

☆東洋空想世界「blue egoist」

……情報の出し方が合わなくて斜に構えてたブルエゴ。演劇臭い部分と、昨今の2.5で特に重宝されてるパフォーマンスを合わせてた作品。しかも、特にビジュアルの良さが魅力的で実力もある6人のみという贅沢空間。これで芝居の内容が、ビックリするぐらい渋かったので、私は「スイパラに来て、高野豆腐を食べてる」みたいな作品と思いました。 なおも意地の悪い私は、「お前らビジュばっか見てんじゃねえぞ〜」と言わんばかりの内容に「うるせ〜!ビジュ"も"好きなんだよ〜!」となってしまった笑 語弊なく添えると面白い作品でした。

☆演劇ドラフトグランプリ THE FINAL

……今年もブログにまとめるつもりだったんですが、まとめなくてもいいかなとなったので、ここに少しだけ。今年の演劇ドラフトは、5チームとも「死」を題材にしたものに偏ってしまったところで、少し面白みに欠けたかなというのが正直なところ。昨年までも、どこか似た要素があったのは面白い部分ではあったものの、今年の被りようは個人的には残念かなと思うところ。でも5チームとも今年も面白かったし、三浦香さんのワールド全開の作品が優勝したのは、個人的に嬉しいポイントでした。 所謂、2.5次元舞台俳優イベントもので、演劇ドラフトが1番楽しい企画でした。3年間楽しかったです。

☆TRUMP series 15th Anniversary FINAL 「繭期極夜会」

……ドナテルロ!!お前は!!という感想が大半を占めるコンサートでした。ドナテルロと共に巡る、繭期コンサート、面白すぎる。そして肩に赤い小鳥を乗せた創生者面白すぎる。

☆舞台『応天の門

……原作未読、舞台初見。本田礼生さん、ほんと胡散臭い美人が似合いすぎでは…!?意外にも、和物で、しかも白塗りが超似合うということが判明して、今まで見た役の中でもトップクラスで好みでした。芝居も上手いんだよなあ。 重鎮どころも豪華で、非常に見応えのある、大河ドラマの趣のある舞台でした。その中で二次元みのある佐藤さんが光るんだなあと。

ミュージカル『ライオン』

……成河さんは本当に「本人のとんでもない技量に委ねられた作品」を選ぶので、まずは目の前で行われているものに驚きました。一人芝居のミュージカルで、ギターの生演奏は凄すぎるけど、その難しさや凄みは「当たり前」と言ってその話に固執しないのも成河さんだなあと思いました。舞台装置も一人舞台用のコンパクトさと、ライティングの綺麗さで、ひっそりとした美しい空間でした。……という感じで、ストーリーの方はというと、存命人物の半生なせいか、特別ああだこうだという感想が無く……

言式『或いは、ほら』

……前回現地で観劇できなかった、念願の言式現地で、さらに観劇納めでした。前回同様オムニバス形式である反面、今回はオムニバスの中ではあるけど、話ごとのつながりや一貫した要素があって、面白かったです。なお、梅津ワールドは前回より広がっていました。世界初の宇宙飛行となった犬へのロマンからのインスピレーションかなあと思ったりなんなり。 様子のおかしい美女ウメツと、ギャルギャルしい女子のハシモトがツボ。

 

というわけで、2024年の観劇まとめでした。

昨年までヒプステに偏っていたこともあり、今年は色々な作品を見れたなと思っています。配信も多く見たなという感じです。今年特に印象に残った見て良かったなあという作品は、ミュージカルだと『伝説のリトルバスケットボール団』、ストプレだと『デカローグ』かな。

初めて行く劇場もまたちょこちょことあり、『GOTT神』で行った、パルテノン多摩はなかなか良い劇場だった。ただ、多摩なのでよっぽどのことがない限り中々行く機会がなさそう笑 お隣はサンリオピューロランドでした。

もう少しジャンル別に分けたハイライトはnoteにまとめられたらまとまようかなあなど。→できました〜(追記)

note.com

 

今年は、ぼちぼち感想ブログも続けられたので、来年もぼちぼち感想ブログを続けていきたいですね。……私は、長文エントリを……諦めない……!!

来年も楽しい観劇ができますように……

odaibako.net