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舞台 『ハムレット』(2026年・デヴィッド・ルヴォー演出版)感想

大した感想はありませんが、見てよかったなと思ったのでその記録を残す、いつも以上に日記です。愛知県で名古屋以外の劇場を使うなら、刈谷アイリスか東海市芸術劇場にして欲しい……駅近で特急電車止まるし、周りに飲食店もあるし、劇場も比較的良いので……

 

youtu.be

https://natalie.mu/stage/news/671342 
https://hamlet2026.jp/ 

舞台 『ハムレット』

作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:デヴィッド・ルヴォー

 

名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)大ホールにて観劇。学生時代の吹奏楽コンクールや演劇大会等で馴染みのある場所で、劇場自体は悪くないんですけど、如何せん立地が悪すぎるので今回で懲りました。あと椅子も硬かったです。

 

市川染五郎さんを見に来た

今回の観劇理由の99%がこれです。これじゃなければ『ハムレット』を見ようとは思いません。……が、今年色んな媒体での『ハムレット』の上演を見かけるのですが、いくらシェイクスピアの定番とはいえ、なぜこんなに?という疑問があります。今年そういう周年とかあるのでしょうか。というわけで、染五郎さん主演『ハムレット』を観劇いたしました。『ハムレット』自体は、あらすじをうっすら知っている程度で初見でした。うっすら知ってる程度でも、見れば有名どころの台詞で「ああこれ」となるので、古典ですごいなと思いました。 そして、観劇理由である市川染五郎さんについては、昨年の歌舞伎NEXT『朧の森に棲む鬼』がとても良かったので、愛知に来るのであれば見たい!と思っての観劇でした。いやあ、終始良かったです。あの貫禄21歳ですか?と同時に、21だからこそ今ハムレットという役が似合うのだろうなと思いました。こういうこの歳の今だからこそ見るべきというタイミングと合ったのは良かったですね。発声や声の雰囲気がお父様によく似ていらっしゃるので、不思議な感覚になりました。あと歌舞伎の出身の方の独特なものなのか、尾上松也さんの発声ともよく似ていらっしゃる。

 

現代的なサイケデリック演出に何を思うか

10年程前にシルヴィウ・プルカレーテ演出の『リチャード三世』を観劇した時のような、現代的なサイケデリックな演出と、所々は洋風貴族的なエッセンスを残した演出があって、見てる分には面白い反面これをどう解釈するべきか……と思いながら見ていました。 とりわけ、ノルウェーの侵攻がやけに現代的(を超えてやや未来的?)で白一色な上に、登場も背面LEDライトバキバキの演出。先陣を切って声を上げている(フォーティンブラスだった?)のが女性が演じていること。これが何というか、作為的に見えるもののどう判断するべきか……という印象を持ちました。ハムレットが黒、クローディアスとその周りが赤を思うと、ノルウェー側の白が潔癖的な白に見えましたね。オフィーリアの純白の白とはまたわけが違ったわけですが。 アトラクション的に最後大喜びした演出が、燃えて崩れるピアノ。あれも旧時代の終わりの後押しのようには見えたんですけど、冷静にあれはなんだ!と問われるとちょっとまごついてしまう。いや、好きではありました。やはり、死と崩壊には「火」がつきものですから。

 

というわけで、あまりも薄すぎる感想ですが、今回はこんなところで締めといたします。古典もこうやって定期的に摂取していきたいですね。

 

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