本日2月24日は2ndフルアルバム『DEEPER』がリリースされた日です。
『DEEPER』のツアーone-Me Tour "DEEP/SEEK"は、フルでのライブ円盤が初めて出て、映画館で先行上映もされてました。
2016.8.8
— ヒトリエ (@hitorieJP) 2016年8月8日
one-Me Tour “DEEP/SEEK”
at STUDIO COAST
特別先行大音響シアター上映会
新宿ピカデリー
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ありがとうございました。#ヒトリエ pic.twitter.com/AQFYuznU2G
これの映画上映は行けなかったのですが、このライブ円盤は編集もかなり凝っているので、映画館で見ても見応えあったろうなと思いました。ちなみに、この情報を確認する中でLoveless-IKIのライブ円盤が出た際も、東名阪の映画上映をしていたみたいですが……今更知りました笑 多分当時相当病んでいたのでちゃんと見ていなかった。今にして思えばちょっと残念。
『DEEPER』のアルバムについては、映像盤の特典に鍋を囲った楽曲解説とゆーまおさんの珍動画が収められてるのが、非常にヒトリエ直伝シュール攻撃って感じで大好きですね。『WONDER and WONDER』『IKI』『ai/SOlate』『HOWLS』など、CDリリースのタイミング鍋を囲うのがヒトリエの不定期開催の行事でした*1。鍋もwowakaさんの好みの色が強かったのかもしれないけど、久々に鍋を囲って欲しい気がする。
『DEEPER』の鍋動画のこの写真を探すもかなり時間がかかりました……好きな画像だったんですけど、元が消えていたので何とか見つかったピンタレストにて共有。(タスクさんツイート消してしまい……てかそもそもタスクさん発信だったっけという疑問)
さて、それではアルバムのほうに参りましょう!
GO BACK TO VENUSFORT
0コンマ何秒の音楽の快楽で 再現不能にして天才の目を抉れ
wowakaさんの歌詞のインテリジェンスさが際立つ最高にカッコいいナンバー。歌詞の解釈みたいな超野暮なことを言うんですが、「救難信号が聞こえる午前0時」までの畳み掛ける歌詞の並び、wowakaさんの代名詞「現実逃避」の隠喩の羅列だと思っていて、ここにインテリジェンスさを感じるんですね。
シャッタードール
瞬きしてあなたに灼き付ける
シャッタードールはシングル盤も出ていますが、同じ日に『ルームシック・ガールズエスケープ / non-fiction four e.p.』がリリースされているので、シャッタードールはこちらで語ろうと思います。
シングルのリリース日が11/4のwowakaさんの誕生日なこともあり、ヒトリエのwowakaさんの曲でオススメをと言われたら私はこの曲を選ぶ。ところで、wowakaさんの書く「この少女性が好き楽曲」個人的3選は、生きたがりの娘、アンチテーゼ・ジャンクガール、シャッタードールです。あと、なぜか私はここ最近ライブで聞けていないので、そろそろ当たってほしいです。あとシャッタードールといえば、これ大好き。
CDJありがと 目も眩む景色でした pic.twitter.com/3Ff9JGMCIX
— wowaka (@wowaka) 2016年12月31日
ワンミーツハー
ワンミーツハーは前に書いたブログにて省略します。
Swipe, Shrink
「皆して廻れよ」
この曲のライブ映えには驚きました。ライブでの「輪廻して」のユニゾンの分厚さがとっても良い。
トーキーダンス
トーキーダンスは『モノクロノ・エントランス』にて書こうと思うので、今回は省略します。
輪郭
震えちゃうくらい愉しい
シンプルにカッコいい。一時期「これ、アニソンにならないかな」とか思っていた。そういうタイプのカッコ良さ。
フユノ
白い息だけ残して
ヒトリエ史に欠かせない一曲。先日の10周年記念ライブで復活したみたいですね。この楽曲も紡ぎ続けてくれて嬉しい。……と思う反面、ピアノは生演奏できないので、この映像が恋しくなります。新木場studio coastとの相性が光る芸術的なライブ映像。ラスサビ前の綺麗さよ。
バスタブと夢遊
今日にだってその姿はどうにだって壊れちゃうだろう
「夢の中の破壊衝動」という言葉が似合う、鋭利さと薄暗さを兼ね備えたアウトローな一曲。サビ前の迫ってくる感じと、サビでの爆発が好きです。この曲、ライブでやる時にピンクと緑のコントラストのライトが当たる場面があって、それがまた禍々しさを感じて良いんですよね。そんな暗めな曲に対して、DEEPERの映像特典の楽曲解説で、ゆーまおさんがwowakaさんに「風呂で何かあったの?」って聞く軽さが面白い。
後天症のバックビート
「数えきれない程に重ねた、あたしの思いを形にして」
とにかくイントロの音数の多さ!サビ前のドラムのダダダダッって入ってからの音が一旦消えて、そっからサビの歌い出しが入るキレ感が気持ち良すぎて好き。
MIRROR
泣いてるのに君はいないから。
どの曲あげてもハイセンスって言ってしまいがち、どうにか被らないように言葉を選んでも、やっぱりハイセンスだと思う、それがこの曲。途中のリズムが変わってから「弱虫の泣き声だ さよなら」のところカッコ良すぎませんか。あとこの曲もライブ映えする曲だなと思う。聞きたいな。
さて、本日は『DEEPER』についてでした!前回に続いて駆け足になってしまったので、ところどころ雑……笑 思うにwowakaさんのいたヒトリエの中で『DEEPER』『IKI』の間が大きな変革期だと思っていて、楽曲のカラーが分かりやすい。『DEEPER』はトーキーダンス、シャッタードールなど、ボカロ時代のwowakaを彷彿とさせる、モノクロにフォーカスした楽曲を含めている。さらに、前述もした「少女性」の強い楽曲というのも『DEEPER』までがピークで、『IKI』以降はwowakaさんがより「自分の言葉」を紡いだ感じがある。この話はまた別でしたい。
そんなこんなで、このブログを急いで書いていたら、本日「世界を変えた20人のアーティスト」という番組にて、ボカロコーナーでwowakaさんの裏表ラバーズが紹介されたらしい。詳細を見ていないのでどんなもんだったかはよくわからないが、いずれにしても今でもwowakaさんが紹介されるのは嬉しいし、本当にすごい人だと再確認する。そんな人の生き様を見れて良かった。もっと見たかった。
#世界を変えた20人のアーティスト
— シノダ/ヒトリエ (@sho_do_teki) 2024年2月24日
そのwowakaのバンドのメンバーがワイや!!!!!!!!
というわけで、そんな音楽界に爪痕を残したwowakaさんのバンドヒトリエは、9/15に10周年を記念して日比谷野音でのワンマンライブを行いますので、皆さんぜひ行きましょう!
ヒトリエメジャーデビュー10周年ワンマンライブ
— ヒトリエ (@hitorieJP) 2024年2月24日
「HITORI-ESCAPE 2024 10-NEN-SAI〜日比谷超絶野音〜」
オフィシャル最速先行予約受付中❗️
明日2月25日(日)23:59まで
🎫https://t.co/B3sIA2ZS9a#ヒトリエ#日比谷超絶野音#ヒトリエ10NENSAI計画 pic.twitter.com/XKds591gAO
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*1:『WONDER and WONDER』はニコ生、『DEEPER』はDVD特典、『IKI』以降はスペースシャワーTV生配信でした。……スペシャの生配信で火災報知器鳴らしたのってヒトリエだったっけ?笑(不確かな記憶)