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wowakaさんとヒトリエに愛を込めて【15】- ポラリス

ヒトリエ

前のブログ→【14】- WONDER and WONDER

 

まず、『NOTOK』のCD盤がリリースされましたね、の話を少し。

野音のブログの時に、「NOTOK」はだいぶ前にできたデモか？と思った話を入れましたが、wowakaさんの声の雰囲気を聞いて『HOWLS』あたりではと思い直したら、やはり『HOWLS』頃のデモだったそうですね。この話含め、ナタリーのインタビューの内容を読んで、「ありがとう」以上の言葉が無かったです。

……にしても、や〜〜〜っぱりwowakaさんの曲って唯一無二のハイセンスすぎるなー！とシンプルにカッコよさに大喜びしました。そうやって、スッキリとした気持ちで迎えられるようになった月日の流れと、今日まで積み重ねてきた3人の努力に、今も変わらずにヒトリエが好きで良かったと思いました。

natalie.mu

 

さて、本日11月28日は、4thシングル『ポラリス』がリリースされた日です。

youtu.be

このブログを書くにあたり、久々に『ポラリス』のシングル盤を開けたのですが、DVDの盤面がシュールすぎるんですよね。どうして、うどんこねてる人の日本画みたいなのがいるんですか？（？）それ以外も00年代の教育テレビみたいなシュールさがあって、不思議だなあと思うわけですが、日本画だけは本気でわからない……

うどんこねてる人の写真あった。

 

 

ポラリス

youtu.be

喜怒哀楽すべてが僕の譲れない光だってこと

MVに青年が起用され、屋外での演奏風景と、それまでのヒトリエのイメージとは大きく異なった開放的な一曲。『IKI』『ai/SOlate』以降、wowakaさんの創作やライブでのMCでも、顕著となった「あなた」が強く意識されています。誰でも無いあなたであり、時に自分自身すらも鼓舞する、優しくて心強い一曲です。「ポラリス」はその傾向が特に強い一曲なので、「ポラリス」のようなメッセージ性の強いタイプ、「コヨーテエンゴースト」のような今までのヒトリエの強みを尖らせたタイプ、「SLEEPWALK」のようなサウンド的にも新しくあったタイプが出来た当時のwowaka・ヒトリエがどのように進化していくのかはとても期待が高まった時期でした。

もちろん、wowakaさんだったら違った楽曲が出来ていたと思いますが、今のヒトリエは間違いなく「ポラリス」や『HOWLS』の地続きだと感じています。「ポラリス」は追悼ライブでの一曲目で、初めてヒトリエでボーカルを務めたシノダさんが泣きながら歌っていたことが、昨日のように思い出されます。「色褪せぬ誇りを知れたのは誰でもなく、あなたのせいで　僕はどれだけ何を与えることができていたのでしょうか」「忘れられるはずもないだろう　君の声が今も聞こえる　泣き笑い踊り歌う未来の向こう側まで行こう」wowakaさんの残した歌は、今も生き続けますが、あの時はこんなにも人の心を刺すのかという思いで溢れました。

他にも、多くのバンドマンたちが「ポラリス」をSEに使ったり、曲の一部として踏襲したりと広がっていきました。まさにただ一つの座標。……やっぱり「ポラリス」は他の曲と比べて語ることが多いです。

RIVER FOG, CHOCOLATE BUTTERFLY

open.spotify.com

甘い甘い逃げ道ですね

超絶ハイセンス音楽マニアック曲。所謂、音楽オタクにバカウケしそうな曲だなという印象で、前に3人でライブで披露した時も、サイケな曲だなと思いましたが、4人でやっていた時はイントロからアウトロまですべてがサイケで、間奏とかもうめちゃくちゃ（賞賛の意）だったなと記憶しています。

ところで、皆さんはこの曲をなんと略しますか？　私は「チョコフライ」です。

youtu.be

日常と地球の額縁

youtu.be

ここはただの球面上

wowakaさんのVOCALOIDアルバム『アンハッピーリフレイン』収録の同名曲を、ヒトリエカバーアレンジにしたバージョン。イントロのメロディーの完全再現っぷりには、シノダさんもドヤ顔で「私を褒めてください」と言わんばかりの主張をしていたのが懐かしい。これは、他の人sageの言い方になるので、あんまりあれですが、所謂ボカロPが自分のボカロ曲を、自バンドなどでリアレンジする時に、ナンカコレジャナイ感があるケースがあって、「日常と地球の額縁」に関しては、よくぞやってくれた！と思うバンドならではの重厚感と有機物感で、ありがたいなと思った例です。ヒトリエってかっけーよほんと……

 

ポラリスで思い出すツイートで締めです。